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WBCの米VSドミニカ面白かったです。大熱戦でしたね!
意外と米代表が細かい野球をしてて、1次の日本が苦戦してたことを思い出しましたわ。
さて、米かプエルトリコのどっちが決勝Tに出てくるか・・・やっぱ米かな?
日米対戦が楽しみなので、ぜひ敗者復活して欲しいですねえ。
そうするとまた米VSドミニカが見られる!みたいね!!
・・・そういう感じで、熱戦は1日1試合でお腹いっぱいですわー。
ベイスVS阪神のOP戦、さっき終わったんですが、まあ・・・(アカン)14-4ってアータ。
なかなかOP戦の中継がないんで情報が足りないわー。予想できんわー^^;(すっとぼけ
1位:巨人 6位:横浜 ・・・ふええ、現状こんなもんしか予想できんよぉ><
中日は2位から転落しそうって毎年予想してて外してるし、戦力ダウンしてるんやけどなぁ。3位?
かといって2位になれそうなのがおらんのですが、それは・・・ヤクルトが棚ボタか?
カープはなんだかんだ微妙で、OP戦絶好調な阪神は6位にはならなそう。ということは・・・
巨人>>>ヤクルト・中日>広島・阪神>ベイス
もしベイスにも活躍の目があるとすれば
巨人>>>ヤクルト>阪神>中日>ベイス>広島
とかか?中日には勝てそうやから、あとは露骨なイジメモードのカープをボコれればいけるんちゃう?
ベイスの成績はカープ次第やろなぁ。
パの方は色々波乱がありそうで、結局はそうでもナイ、と予想。
SB・西武・おハム>>マリン・毛>>>檻 やろなぁ。
毛は微妙・・・東北さんがんばらんと、今年じゃないとCSいけへんで!
パはニコ生配信多くてええね。ベイス以外のセ球団ももっと配信に力いれて☆ぃな。
上位の順位はどうなるか分からんが、敢えて順位つけるとしたら・・・
SB>西武>ハム>毛>マリン>檻 でどうやろ。妥当すぎ?願望込やと西武⇔毛交換したいけどなw
関東本拠地のベイス・西武・マリン・からくり・神宮には観戦に行きたいけど今は花粉で無理や。
ナイトゲームは混みそうやな・・・一番近い神宮に何回イケるやろか?アクティブに生きていきたいね。
「毒になる親」サイテーな完璧主義
これはコッチ方面ではかなり有名な著作で、ダメな親が子供にどういう影響を与え、それが連鎖していくのか、ここから脱却するにはどうすればいいのかを実例とともに教えてくれる、今の私にはピッタリな本であります。
で、今私が抱えている問題で一番大きな「完璧主義」についてもやっぱり親の教育が影響していたっぽいことが判明しまして、更に驚きの事実が!
「グズグズ」する、「トロい」のは「完璧主義」教育の副産物だった!?まじっすかー。
アレもコレも口出しされて、完璧じゃないとその度叱られて、そういうのが重なると子供は委縮してしまうんですね。親の(周りの)反応を伺ってから行動するから出だしが遅れる。完璧じゃないと叱られるから慎重になりすぎてトロトロする。
で、こういう歪んだ教育が何故なされるか?というと、親が完璧主義だったり、更にその親から抑圧された不満を、歪んだ親子関係を自分とその子供にも投影して、八つ当たりじみた行為をやってるんですってよ。
やだー。こわーい。
で、現状、私が「掃除できない」のも完璧主義の副産物で、完璧にゴミを分別しなきゃいけないと思い込んでるからそんな馬鹿げたことになってるんですねー。やだぁ、すっごく矛盾してるー。
相当歪んでるという自覚はあるし、歪み過ぎてて<社会人>なんてご立派な職業にはとても就けないと分かっているからこそ、このあたりで対策しなくちゃなのですね。
行き過ぎた「完璧主義」は息苦しいものだということは、本人も分かってるんですよ。
だって、そういう息苦しい家で育って、そこから逃げて来たんですからね。
例えば「割れ」は悪いことだけども、そういう悪いことをするのは普通の人なんですよ。
普通の人は良いことも悪いこともするし、その程度が「普通」の範囲内なんですね。
でも、私はそんなにも過度に「割れ」=死すべき害悪 と叫んでる訳じゃないっすよ。
確かに、私はそういう行為にうっかり関わると<死すべき罪悪>をしてしまったような気になって落ち込みますし、何の気なしにそういう行為を勧めてくる友人がいたら当然のように怒ります。
とはいえ、一番腹が立つのは<何の気なしに>という部分だったりするので、「割れ」が撲滅できない軽犯罪であることは理解していますし、HFの海外民がほぼ割れだということは認識して利用しております。
どのあたりまで許容するのか、匙加減は難しいです。
例えば、PPDのMODで特典衣装にソックリなものがあります。全く同じじゃなければ、それでいいのか?ってね。(そもそも特典自体がアレなんで、ただのテクスチャ改変やし、データ形式云々悩むだけ無駄やなと結論付けましたがwあんなダサい衣装が特典とか、要らんわ!)
罪を憎んで人を憎まずというのは、その罪が軽く自分に無関係なら受け入れられるもんです。反省してたらね。
例えば<割れててスマンな・・・>と涙ながらに訴えて二度とやらんと反省したらね。でも、そんなことは現実的じゃないし、罪を犯さない人間なんていないんだもの。無理無理カタツムリ。
更に言えば、自分自身の犯罪的(反社会的)傾向が、もっと悪い方向に行く訳ですわ。
自分をがんじがらめに縛って、何もできなくなる。ヒッキー一直線ですわな。
私が嫌われるのも<完璧主義>が過ぎるからで、正しいということを笠に着た暴力ってやつなのよね。
結局、そういうことをやって傷つけるのは<罪悪感>を持った普通の人なんであって、何の罪悪感も持たない<悪人>には全く効果がないんだから、意味無いんですよ。
私は自分の完璧主義という悪癖から、自分自身が<最低の人間>なんだと思い込んでいますが、それこそが<他人を見下している>と反発される原因だとちゃんと自覚し、配慮して発言すべきなんですねぇ。
誰かを見下すっていうのは、自分自身の中にある時には心の問題であって、自分自身の驕りであり、卑しいことだと思っていたんだけども、誰も彼もを無差別に傷つけるような発言は(例え自分自身に向けた言葉であっても、自分自身を蔑んでいるのなら尚更)「見下すような発言」であることに変わりないんですね。
誰か個人を攻撃しなければ、悪口にならないなんていうのは思い違いだったようです。反省。
過ぎた自虐は悪口雑言と同等なんですねぇ。
間違っていることも時に正しいのは分かるんやで。
例えば、エセ関西弁である猛虎弁。
関西出身の人間としては、ウケるようにわざと間違って喋るのは、正しいことやからね。
嘘でもウケればええんや!
こういう刷り込まれた<お笑い>の習性を利用すれば、もうちょい上手に世渡りできそうな気がするんや。
協調性ゼロやけど、ピン芸人だって幾らでもおるし、この年になってそうそう根っこから変わることはできへんやろうからなぁ。
芸人はええねんけどな。
ウケ狙いはええことやけど、そやかて、人は選んだほうがええねんな(誤解されるのは勘弁やから特定していうけど、ホンマあの宇宙人にはガッカリやで)。
よう知らん客を相手にする時は<文化が違う>ことをちゃんと頭に入れて、もうちょい慎重に、したたかに商売して、生きていかなあかんねんなぁ・・・世知辛いでホンマに。
で、親の問題にまた戻るけども、親と和解するのは度台無理なんよ。あきらめんとあかんね。
実は、とうとうあの親は相想を尽かしたらしいで。電話にも出んから、多分な。
体面があるからか知らんけど、他の親戚にはなんも話しよらんらしいから、あんま実害はないけど、やっぱ精神的に参るわなー。
また最近夢を見るようになって、家にいたり、家族旅行したりと、前の殺伐とした夢とは対照的に平和なもんやで。
でもなぁ、離れてみて思うことは、ほんの少しの幸せのために、あの苦痛を味わうんはもう御免やなってね。残念ながら再確認してしまうんやな。
仕事してる時はほんとにたまに実家に戻ってた頃もあったんやけど、ウンザリせんことが無かったもんね。
愛する妹は可哀想やけども、アイツは多分、復讐したい気持ちからあの場所に残って養分を吸えるだけ吸ってるんと、裏腹にあの場所に縛り付けられてるんやろな。
私がどれだけ訴えても、自分らの異常さに<気付きたくない>んなら、どうしようもないんやわ。
まあそれも、生死に関わりの無い範囲やったら世間からは許容されるべき「一般家庭」なんやろね。
ダラダラ書いてるんは何故かっていうと・・・そういうダメージが思いのほか大きくて、せっかく書いた畜生シリーズも途中でお蔵入り状態なんやな。
この先の「アダルトチルドレン脱却シリーズ」こそが本番やのにね。こんな半端に終わったら、ただの悪口にしかならんやんけ!とは思うんやけどね・・・
ということで、今私に出来るツールの完成まで(待ってくれてる人がいるらしいんでw)頑張ってます。
今晩あたり、中途でもベータ版としてリリースするんで、よろしゅうな!
Android版俺主、だいぶ良くなってきたとはいえ・・・瞬きや視線追従がないとお人形やし、コマンド入力だけで絶頂ゲージが無いんはゲームじゃない気がするんやで。
ヤってるときだけボイスとか(しかも動きと合ってない)取ってつけた感が酷いなぁ。
なんで俺主なんや?っていうと、やっぱ軽いからなんやと思うんやけどな。クオリティ設定によっては、けっこうなハイポリまんまやし、ポリゴンやらモーションの問題はクリアできてても・・・企画としてどうなんやろね。
髪はともかく、おっぱいの揺れが全くないし、せーえきも皆無とか・・・しょっぱい潮描写はあるのになあ。
一番気になるのは、男と絡みがあるシーンで視点制限が多すぎる体位ばっかりなところ。
顔が見えませんのですけど・・・
早急に「棒だけ」モードを追加しないことにはアイテムOFF(布団・ベッド・椅子)なんてメじゃないくらいに無意味!
それこそ竹輪とかホットドッグでええんやで・・・ということで、イリュさんがんばれー。
- 2013/03/15(金) 18:23:15|
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3月になりました。ツールいじりつつ、3Dの歴史などもお勉強しつつ、前回にひきつづきサイコさんについて書いて参ります。
・現実のサイコパス/江東マンション神隠し殺害事件(星島事件)
<オタクの犯罪?>前回の最後で少し触れた、私の出会ったサイコさんについて連想した事件の犯人「星島」がサイコパスなのではないかと思われる箇所を引用つつ説明し、実際のサイコパスについて(書籍が米国著のため、日本の実例がないので)私なりに紹介したいと思います。
この「
江東マンション神隠し殺害事件」(←クリックで事件詳細&引用元)はTVでも大きく報道されたことがあり、セキュリティのしっかりしたマンションの9階から突如「神隠し」のように女性が消え、玄関にある防犯カメラには女性が出て行った形跡がなかったことからこう呼称されました(「殺人」は犯人逮捕以降に付加)。
犯人は同じ階の住人・星島貴徳で、事件発覚直後に警察や被害者の親族が事情聴取に訪れても平然とやり過ごしていたという大胆さ、そしてマスコミのインタビューに堂々と答える不敵さ、更には犯行動機が「性奴隷にしようと思った」という現実離れした所、捕まりたくない一心で被害者を殺害後にバラバラにして下水に流すという人間離れした手際の良さが注目されました。
報道では星島の描いたとされる残酷で不気味な同人誌や、一度も女性と交際したことがなかったこと、セガを辞めてIT派遣をして高給取りであったこと、そして件のインタビュー映像、被害者を拉致したが勃起せずAVを見ていたところに捜査の訪問があり殺害を決意したことなどがセンセーショナルに取り上げられましたが、逮捕から程なくして「
秋葉原通り魔殺傷事件(加藤の乱)」が起こった為、そちらに注目が移ったと言われています。
犯人が「オタク系」と関連付けやすい重大犯罪が起こり、マスコミによるオタクバッシングが再燃すると思われましたが、秋葉原通り魔殺傷事件は「アンチオタク」が起こした事件であり、引き金は「派遣切り」だったと判明し、そのような報道は沈静化していきました。
ともあれ、オタクバッシングを語る上では外すことが出来ない両事件といえましょう。
さて、本題の星島について、彼がサイコパスだという根拠を初公判(15)より抜粋しました。
裁判員制度が導入されてまもなく殺人事件という重大犯罪について、更に事実関係に争いがなく、量刑のみを判断する刑事裁判であることから、本事件と星島はふたたび脚光をあびることになりました。
これは星島が被害者宅に押し入り、悲鳴を上げた被害者を殴って大人しくさせ、部屋の中にあったものを使って緊縛や目隠しなどを施して部屋から出る寸前、帰宅時に被害者が所持していた黒いバッグを拾ったところの事実確認の応答です。
星島被告「相手の素性を知るために、バッグを拾いました」
検察官 「なぜ、相手の素性を知りたかったのですか?」
星島被告「名前も年齢も職業も分からなかったから…。まったく知らないより、知る必要がありました」
検察官 「あなたは強姦するために、東城さんを連れ去ったんですよね」
星島被告「はい」
検察官 「強姦する前に(相手を)知りたいという興味があったのですか?」
星島被告「興味というより、少し理論的に考えていたと思います。知っていた方が有利に働くと思いました」
検察官 「どんな局面で有利に働くと思ったのですか。脅迫するときに有利に働くと思ったのではないですか?」
星島被告「はい」
検察官 「お金を取る目的は」
星島被告「いいえ」
検察官 「性奴隷にする目的だけ」
星島被告「はい」
これは前回の記事で紹介したサイコパスの特徴―
[サイコパスは]個人の価値とでも呼べるだいじな事実とかデータに無関心で、そのようなものを理解することがまったくできない。 ―に一致し、星島の非人間的なところ、異常性をよく顕わしているやり取りです。
私達オタクはアニメーションなどの創作物を読むとき、凝らした技巧や見た目の美しさとともに「キャラクター」を重要視しており、もっぱら萌え商売といえば「キャラクター」を商品にしたものが殆どです。
架空の人物にバックグラウンドや人格を付加し、魅力的に作り上げた「キャラクター」は時に実在する人間よりもずっと完璧で魅力的に見え、我々を虜にします。
実際のアイドルよりもずっと完璧な架空の人物(ずっと変わらない容姿、恋人発覚などのスキャンダルがなく、想いが裏切られることのない)をまるで実際のアイドルのように崇拝し、人気投票に興じたり、ライバルキャラクターのファン同士が対立したり、ストーリーの進行が予想外で裏切られたと感じた熱烈なファンによるバッシングが起こったり(
かんなぎ騒動など)する程です。
しかし、星島が二次元をオナネタにしていた理由は理想的なキャラクター・アイドルを欲していたからではありませんでした。そもそも星島には理想像などなく、自分だけを盲目的に愛する女性ならばだれでもよかったのです。
<星島は快楽殺人者?>星島は被害者を自宅に連れ込むと厳重に緊縛し、被害者宅まで戻って血痕や指紋を拭き取るなどして証拠隠滅を図っている。作業を終えた星島がふたたび自宅に戻り、暗く静かな部屋で被害者と相対した時、当初の「性奴隷にする」という計画が実行困難になったことに気付いた。星島の暴行により顔面が腫れ上がった状態の被害者を前にして、強姦することができなかった(勃起しなかった)からである。これは星島が快楽殺人者ではないことを示す重大な要素と考えられる。
星島は実際の女性と交際したいと願いながら、現実にはその為の努力やコミュニケーションを全く行わず、その結果交際経験のないまま犯行に及んでいる。
検察官 「あなたは現実の女性に声をかけたことはありますか?」
星島被告「ありません」
検察官 「なぜ最初からあきらめていたのですか?」
星島被告「私の両足には(幼いころの火事で負った)やけどの跡があります。それが原因です。もし『きもち悪い』とか『きもい』といわれれば、殺してしまうかもしれません」
その理由は自分自身の容姿へのコンプレックス(古い火傷痕)とし、現実の女性を知らぬままに怖れていた(したがってオナネタは2次元)。
では、自分自身が傷つけられることへの恐怖が、傷つける現実の女への憎しみへと転化し、サディスティックな快楽殺人へと星島を駆り立てたのだろうか?
酔った勢いで性体験を済ました後(風俗・デリヘル)は実際のセックスの快感に目覚め、現実に「性奴隷」を欲するようになっていったという(オナネタに3次元、AVも含めるようになる)。
検察官 「お金を払ってする以外にセックスをしたことはありますか」
星島被告「ありません」
検察官 「それ(デリヘル)以降のマスターベーションでは、生身の女性が出るAVは使っていましたか?」
星島被告「はい」
検察官 「好きなAVは? 西川ひとみという女性(AV女優・大沢佑香の別芸名)は好きじゃなかったでしたか?」
星島被告「…はい」
検察官 「強姦され、女性がいいなりになるという(ストーリーの)ものはありましたか?」
星島被告「あったと思います」
検察官 「そういうストーリー(を現実にしたいという)の願望はありましたか?」
星島被告「はい」
検察官 「女性というのは、セックスをすれば快感を覚え、言うことを聞くと思ったのですか?」
星島被告「はい」
検察官 「拉致して、性の快感におぼれさせたら、どうするつもりだったのですか」
星島被告「…深く考えていませんでした」
検察官 「相手の女性は、それで幸せだと?」
星島被告「…そこまで考えていませんでした」
星島が何度も繰り返す「考えていませんでした」から伺えるのは他人への共感ができないことに起因する想像力の貧困さである。
現実の女性に性欲の対象をシフトさせた星島は、新築の高級マンションに居を移し、新規入居者を知るべく電気メーターを監視していたというから、普段から妄想を実行に移す機会を伺っていたと思われる(犯行直前にも他の女性入居者の姿を見かけ、追跡したが失敗したことが防犯カメラに映っていた)。
そしてついに空き室を挟んだ隣の入居者が女性であることを知ると(たいした根拠も調査もせず一人暮らしのOLだと思い込み)ずさんな犯行計画を練り始め、すぐに我慢が出来なくなって、衝動のまま、場当たり的な犯行(家屋侵入、暴行、脅迫、拉致監禁、証拠隠滅)に及んだ。
そして強姦に及べぬまま(本人は「性奴隷」にするための行為を強姦だと決して認めず、一貫して「快楽を与えるセックス」だと主張し続けた)無理やりにでも勃起させるため、無音でAVを見ていたところに警察が訪れ、それが被害者殺害の引き金となった。
コンビニへ行くふりをして捜査員に話しかけた星島は、現状確認をしつつ事件について「知りません」などとしらを切り、すぐに捜査の手が自分に及ぶと思い、逮捕を恐れて被害者を殺害することを決心した。
星島被告「痕跡を消すため、警察に見つからないようバラバラにして小さくして隠すことを考えました。そのためには、瑠理香さんを殺さなければと思い、確実に殺すために失血死させようと思いました」
殺害そのものが目的である快楽殺人と違って、証拠隠滅のために「小さくして隠す」ことが犯行の目的であることが明らかになった。
「バラバラ殺人」と呼ばれるものは一見グロテスクなため猟奇的犯行だと誤解されやすいが、殆どは大きな遺体の処分に困った末に仕方なく解体するのであって、遺体を運びやすくするためなどの目的や、証拠隠滅・捜査かく乱の手段であり、死体損壊そのものに快楽を覚えることは稀である。
しかし、「小さくして隠す」ことを目的に「殺さなければ」と思った星島の連想は普通ではない。
普通の犯人は「殺してしまった」ために、遺体を「小さくして隠す」必要に迫られるのに、星島は順序があべこべだ・・・星島にとって被害者が「生きている」ことと「死んでいる」ことに全く違いがなかったような言い方ではないか。
もはや「性奴隷」を得ることは不可能だと冷静に判断し、殺害以外の方法を20分間検討し、リスクの大きい方法を(被害者と一言も言葉を交わさぬまま、被害者を脅迫し偽証させる案を却下し)避けた結果、あっさりと殺害を決意したのである。
そこから浮かび上がるのは - 良心の呵責や罪悪感の欠如 - サイコパスの姿そのものに見える。
<サイコパスには現在だけ。「人生」が存在しない。>星島は、自分自身にとって一番大事なのは自分であると質問に答え、更に殺害の動機についてこう答えている。
検察官「逮捕されると何を失うのですか」
星島被告「私の将来だと思います」
検察官「生活は?」
星島被告「それもです」
検察官「あなたの将来とは?」
星島被告「住む場所と仕事と…(数秒間だまりこむ)それなりに贅沢に暮らしている生活だと思います」
検察官「給料は当時、どれくらいもらっていましたか」
星島被告「手取りで50万円です」
検察官「貯金はありましたか」
星島被告「いいえ」
検察官「50万円をすべて使っていたのですか」
星島被告「そうだと思います」
星島が使った「自分の将来」という言葉はいかにも空虚で、借り物らしいように思われる。
また、星島は「将来」について答えられず、現在への回答に終始していることにも注目したい。
更に手取り50万円という高給取りでありながら、貯金がまったくなく(非正規雇用・派遣労働者なのに!)、50万円を全て使い切っていたことが「将来」について何の考えも持たなかった証拠のように思われる(しかも、個人事業主だった星島は税金をまったく払っていなかった!ということは・・・「手取り」って・・・)。
― この種の人間はまた、人生そのものにも無関心である。― 刹那的に生きてきた星島の人生は過去も未来も想像の外にあり、彼を支配していたのは「興奮」に繋がる感情とそれを維持するだけの生活(仕事)であった。
また、50万円を1カ月で使い切っていたことそのものにステータスを感じていた節があり、この大金はほとんどタクシー通勤のために浪費され、大勢の人間と一緒に電車通勤をしないことで優越感に浸っていたという。
このような空虚な生活を守る為に被害者を殺害した星島の、凶器にも彼の自己中心的な側面がよく現れている。
殺害方法についての尋問より抜粋(星島は被害者を被害者宅から拉致する際、被害者宅の台所から持ち出した包丁を被害者の首に当てて叫ばないよう脅迫しており、その際持ちだした包丁で被害者を殺害している)
検察官 「首を絞めることは考えなかったのですか」
星島被告「息を吹き返す可能性はゼロではないと思いました」
検察官 「首なら1回で殺せると、そう考えたことはありましたか」
星島被告「あると思います。2度も3度も刺したくありませんでした」
検察官 「殺すための道具は何を使おうと考えましたか」
星島被告「(東城さんが住んでいた)916号室から持ってきた包丁を使おうと思いました。自分のは使いたくなかった」
検察官 「それは、なぜ?」
星島被告「自分の道具を人殺しに使いたくなかった。殺してバラバラにして証拠をなくして、もとの生活に戻ろうと思っていました」
― 自己中心的で傲慢 - タクシーや凶器についてのエピソードから、サイコパスらしい星島の顔が浮かび上がって来るではないか。
星島が20分間殺害を躊躇していた理由のほとんどが自分自身や自分の持ち物を「汚したくない」為だったと、この発言から読みとることは容易だ(そして、この凶器にされた被害者宅の包丁は、殺害時、切れ味が悪かったために、解体用には自分の包丁を使った。汚れよりも労力軽減を優先したのだ!モノに対する執着はなく、殺害後はあくまで冷静に、道具を並べてどれを使うか判断している。)。
「部屋に血が飛び散って証拠が増えてしまう」ことを避けるためにタオルを使ったという発言は、もうひとつの「添え物」の理由であろう。
完全犯罪を目論んだかのような徹底した遺体処理はその実、場当たり的でずさんなものであった(警察の捜査方法を仔細に観察した結果、たまたま遺体の移動が隠ぺいに上手く働いたというだけで、遺体が不敗すれば鍋で煮込むし、その場しのぎに薬品で指紋を潰したりと(配管つまり解消の薬剤は劇薬)、先のことまで計画して行動していないように見える)。
その時々に決めたことを、ただ実行する、ロボットのような姿を想起させる犯行直前についての発言はこうである。
検察官 「前触れなく刺すつもりだったんですね」
星島被告「はい」
検察官 「なぜですか」
星島被告「叫ばれたり、抵抗されたり、そういったことが恐ろしかった。悟られる前に包丁で刺した」
検察官 「刺すと決めてから、立ち上がるまでどのくらいの時間がありましたか」
星島被告「正確には分かりませんが、短かったと思います」
検察官 「クローゼットに行って刺すまで1分もかかっていなかった、といっていいですか」
星島被告「はい」
― 浅い感情、衝動的 -そして星島は被害者が暴れない様に押さえつけながら、心の中で「早く死んでください」と唱えながら、我が身可愛さから生じた恐怖によって殺人を犯した。
自分の想定外に起こったこと、被害者を拉致しようとした際の「叫ばれたり、抵抗されたり」をずっとひきずっており、思い通りにならないものを終わらせるため、保身のための、殺意さえも希薄であるのがおそろしい。
星島のいう「恐ろしかった」は自分の思い通りにならないもの、未知のもの、想定外のものすべてに向けられた、「自分が傷つくことへの怖れ」に他ならない。
そこには被害者の、命を断たれるという「怖れ」への共感は欠片も存在しなかった。
また、一方で星島は「完全自殺マニュアル」を購入し(殺害方法の参考にしている)何度か自殺を試み、すべて失敗している(獄中でもあり)。
星島被告「絶対に死刑だと思います」
検察官 「質問されていないことに答えなくていい」
死体損壊についての質問の途中で、突然星島は叫ぶようにしてこのような主張をしてもいるが・・・。(行動をコントロールするのが苦手、ということを示してもいるか?)
彼の生きがいともいうべき「興奮」が潰えた時に試みた自殺・・・皮肉なことだが、現世に彼を踏みとどまらせたのもまた「怖れ」ではなかったか・・・と、嫌な想像に染まり切る前に区切って、実際の事件・サイコパスについての分析はこのあたりに留めておこう。(解体の様子などは見るに堪えない・・・)
最後に ― まるで人間の存在そのものを色を識別できない目で見ているかのようで、そのくせ鋭い知性はもっている。 - サイコパスを形容するこの言葉に相応しい、(犯行前からずっと暗闇だった自室で)殺害直後に部屋の電灯を点けた時の光景を語った、星島の印象的な発言を引用したい。
星島被告「…。(電気を)つける前とそんなに変わっていません。…。(首の血の跡も)たくさん血が流れていることは分かりましたが、色までは覚えていません」
検察官 「真っ赤かどうか分からないと?」
星島被告「はい」
遺体や遺品をすべてバラバラに切り刻んで完全に「隠滅」し終えた星島が完全に日常に戻った頃 ― 犯行から約3ヶ月後 ― <それでも生きものだから>星島の指紋が復活し、最有力の容疑者であった星島は指紋採取を要求され、採取照合ののちに逮捕、家宅捜索が行われた。
指紋以外の物証として星島の自宅から多くの(拭き残した)血痕が見つかり、拘留当初は否認していたものの、後に犯行のすべてを自供した星島の証言により、勤務先のトイレに隠した被害者の携帯電話が発見され(捜査かく乱のために使うつもりで取っておいた)、下水道からはバラバラの遺体や遺品の一部が発見された(最大5cm角とあまりに細かく切断されたため、多くは流されて見つからなかった)。
東京地裁及び検察側の控訴審による東京高裁の判決によって、星島は無期懲役が確定している。
・物語の中のサイコパス
残虐で冷酷な殺戮者のイメージで語られるサイコパス(の中のシリアルキラー)は実際のサイコさんとはかなり異なっているようです。
実際のサイコさんをそのまま描くと、物凄く「つまらない」為、多くの人間が思い描くような可能な限り「悪鬼羅刹」のようなモンスターをあたかも実在するかのようにすり替えて表現している訳です。
なぜなら、サイコさんたちにはものを感じる心がないか、ものすごく希薄だから・・・普通の人にはおおよそ彼らに共感することができないのです。
ドラマチックさは皆無であり、まるでロボットのように無機質なものを幾ら描いたところで似たり寄ったり、面白くなる筈がありません。
ですから、いくら実在のサイコパスをモデルに制作されたとしても、映画の中で生き生きと殺人を犯す<リアリティ溢れる>彼らの姿は実際のサイコパスとはかけ離れているのです。
実際の姿とはかけ離れた想像上のサイコパス像は、しばしば大衆のなかの一部の人間を惹きつけ、美しい見た目をしたサイコパスをまるでスターかアイドルのように崇拝する奇妙な運動を引き起こします。
彼ら<無害な>ファンたちは勝手にサイコパスの生い立ちや内面を想像し、同情し、ラブレターを送ったり、ファンサイトを立ち上げたり、時には(米国では)冤罪を訴え、サイコパスを野に放つ<有害な>助けをします。
日本でも、特に未成年者のサイコパスが偶像化される傾向があり(少年法の保護による多くの謎に起因すると思われる)「
NEVADAたん」/
佐世保小6女児同級生殺害事件の犯人 が有名な例である。
サイコパスを同じ人間のように描くことから誤解が生まれるのなら、そもそも人間として描かなければいいのではないか?
・・・というわけで(強引)私の知るなかでもっともサイコパスがそのまま描かれている作品「寄生獣」、この名作を例に話を続けてみます(ん?ただのファンやよ)。
「寄生獣」に登場するモンスター(異星人?)は「つくりものみたいな顔」や「ミンチ殺人」という表現から分かるように、サイコパス(の中のシリアルキラー、更に人肉食のもの)をモチーフにしています。
彼らが人間社会に溶け込むために持ち前の高い知能で言葉・習慣・表情の作り方を学んでいきますが、ヒトの感情を理解できず、モンスター同士の社会を構築しようとしても上手くいかない。
普段はおとなしく、魅力的な人物を演じ完璧なように見えるが、自分以外の個体(人間ども)を識別することができず、自分自身を傷つけられると暴力衝動を抑えることができなくなり大惨事を引き起こす。
一方で、人間でありながらモンスターに限りなく近い大量殺人犯(人肉食含む)・浦上は彼らと同じ様でいて(自身では同類、「目を見れば分かる」と認識しているが)全く違う考えをしています。
本物のモンスターは命令に従って人肉食をするだけだが、浦上がやっているのは快楽のための同族殺しである・・・と。
「寄生獣」ではサイコパスと快楽殺人者の違いを上手く表現しているように見えるけれど、物語を成立させるために「痛がり屋」という要素を加えています。(後藤に顕著な長続きする「怒り」や、そもそも人食いの「命令」もそうだけど・・・)
生き物は痛がり屋。
生存本能という名の「恐怖心」・・・生物には本来備わっている筈のソレは、他の感情と同様に、サイコパスにとって大したものではないのです。
サイコパスに欠けている「恐怖心」は生きる為に必要なものですから、彼らは生き物としては弱者なのかもしれません。
ヒトが他の生き物によって、あるいは自然の脅威によって殺されることがなくなるにつれ、淘汰されていた筈の僅かなエラーが増殖し、現在に至ったのではないか・・・サイコパスが人口の3%を占めるまでに。
これが地球の意思なのだ!なぁんて言っちゃうと広川になっちゃうんで、寄生獣的な考え方はここまでにして、これからのことを考える為に「新世界より」へ行ってみましょう。→たぶんAC編となる次回につづく!
(はわわ・・・もうスペースがないやんけ!まったく予定通りにすすまんのぉ)
畜生は畜生らしく。その3:実際と物語上のサイコパス―星島と寄生獣―
- 2013/03/01(金) 22:34:44|
- 雑記
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・殺す夢を見たことがありますか?
私は夢の無い人間でして、小さい頃から今まで見てきた明晰夢をどれだけ見渡しても全部が自分視点であり、登場人物がいたとしても1人ずつ順番に出ては消えていく(処理能力の問題かもw)し、人間以外の生き物が登場したことはない。
よく夢に見るテーマは「墜落」と言われていて、これは夢を見る際に体の感覚が失われる瞬間を体験することとほぼ等しいので、ある意味「夢を見る夢」であるように思われる。
実際に体の感覚が夢に与える影響は大きく、私が体験した中では「ふわふわした毛皮に包まれて心地いい」夢だとか「熱い砂丘をひたすら登り続ける」夢だとかは、皮膚の感覚がそのまま夢に現れた例で、半分以上はこのような感覚的な夢に尽きる。
残り半分は心を現した夢であり、これは感覚的な夢に比べてずっと複雑怪奇であり、印象深いものであるにもかかわらず、その不気味さから「覚えていたくない」と思わせ、多くを忘れてしまう。
中学生のころに見た中では「自分の指をナイフで切り落とした」夢が特に印象に残っている。
まず、私はデザインナイフか彫刻刀を右手で握り、左手の指を一本ずつ切り落としていく。感覚は無く、ぽとりぽとりと粘土細工のような指が落下するのを何の感動もなく見ている。そして、左手に指が一本も無くなってから、じっと右手を見て「しまった、これでは右手指を切り落とせない」と後悔するのである。
私はこの頃、不器用なくせにナイフを使っていた為、何度か指を切ってしまっていた。もしかしたら、いつか本当に指を切り落としてしまうのではないか・・・このような不安と恐怖が私に見せたのが「指を切る」夢だったと私は考えている。
このように不安が見せる夢は多く、「追跡者から逃げ続ける(しかし、自分の体はゆっくりとしか動かせない!)」といったものが殆どである。
その変形が小学生の頃に見た「人殺しをして逃げる」夢だった。
私は電車の中で(直角に曲がった対面式の固定座席、シートは赤色)芸能人の○○○○氏を包丁で刺し殺し、逃走した。家でその事件がニュースで流れるのを家族で見て、私がやったのだと言うと、母親は「いつかやるんじゃないかと思ってた」と言い、パトカーのサイレンが聞こえてジエンドだ。
特に殺したい人間がいた訳ではなかったため、当時ファンだった時代劇の俳優がターゲットに配役されてしまったのだろうから、殺人のパートにはあまり意味が無い。逃げるのも毎度の「不安」のパターンだから問題ない。
問題は最後の母親のセリフに何の疑問も抱かなかったことだ。
「いつか(殺人などの犯罪を)やるんじゃないか」これこそが不安の正体であり、現実に母親が言う口癖のひとつに当時の私が傷ついていたことを示している・・・今ならばそう冷静に観察することができるが、当時は同級生に言い触らして「話のネタ」としか考えていなかったのだから恐ろしい。
しかし、当時それを母親に話した時に嫌な顔をされたことは覚えているので、母親には後ろめたい気持ちがあったのだろう。
そして、つい先日もまた「殺す夢」を見たが、寝起きの気分はなかなか清々しいものであった。
私(今より少し若い)と母親は暗い和室で洗濯物を畳んでいて、そして私は彼女を包丁で刺した。
慌てて部屋から出て襖を閉めると、逃げるか隠ぺいするか長々と考えた私は、二階に上がり妹の部屋の扉を開け「お母さんが大変なの」とだけ繰り返し、妹の手をひっぱってその襖を開けると、そこには洗濯物に埋もれた母親が血まみれで横たわっていた。
悲鳴を上げてそこから逃げ出した妹を無視して、私は恐る恐るそれに近付いて行った。
洗濯物を掻き分けると、年老いた母親の皺だらけの顔が現れ、じっと見つめていると瞼がひくりと動いたのだった。緊張が解かれ「なぁんだ、死んでないじゃん」と安堵しながら、妹に言えて、すぐに戻って来てよかったと心から思った。
小学生の頃と比べて、かなり直接的な夢になっているのは最近の(主にアダルトチルドレンについての)学習の成果といえるだろう。
おそらく、母親と電話で喧嘩をしてから1カ月何の連絡も寄越さないのは初めてだった為、このような夢を見たのだと思われる。
私の母親は平気で「死ぬ」とか「殺してやる」とか「殺される」などと子供に対して発言するような人間だったので、最後の「なぁんだ」という感想は、また狂言だったのかという呆れも混じっている。
暗い部屋で洗濯物~は幼い頃から母親と二人切りにさせられ、言葉によって詰られ続ける拷問刑のひとつだったので、反撃としての刺殺は納得できるものだ。
妹は母親を恨みつつも愛しており、卑劣な罠に掛って離れられない状態である為、そして私自身にとって唯一の<多くを共有する他人>である為、妹を連れてきたことや妹が逃げ出したことは説明がつく。
父親が不在であること(おそらく飼い犬の散歩か残業か食料品の買い出し)もまた、あの家の問題の一つであり、母親の不機嫌と密接に関わっているため欠かすことができない。
この夢から覚めた時、私は自分自身を縛っていたものの正体が「母親への恐怖」だったのだと知った。
「親殺し(未遂)の夢」を見たにも関わらず、自身が殺人を犯すのではないかという不安の源泉を見つけたので、だいたい幼稚園児の頃から漠然と抱いていた長年の疑問が解決したことによる清々しさで胸が一杯だった。
私は人殺しなどしたくないのだと分かって、本当によかった。
・サイコパスという宇宙人、犯罪録を読むという行為について
前章でふれたように、私は自分自身を「いつか人殺しをする危険人物」ではないかと疑って生きてきた為、人殺しについての分析や裁判記録などのノンフィクションものをたくさん読んできた。
多くの特徴が一致する為、私は自身を「サイコパス」なのではないかと疑い、酒鬼薔薇などの同年代の起こした犯罪を見ては戦々恐々としていたものである。
「サイコ」や「羊たちの沈黙」(犯人が女の場合は「黒い家」や「ミザリー」)などの映画で描写されるサイコパスはほとんどが冷酷な殺人犯だったりストーカーだったりするけれども、実際のサイコパスの中で快楽殺人を犯す者はごく僅かしかいない。
確かに、重大な(連続殺人事件のような)事件を起こした犯罪者のほぼ半数がサイコパスではあるが、実際に生活をしているサイコパスは人口の3%程度と言われており、その半数には逮捕歴が無い・・・つまり、犯罪者とサイコパスをイコールで結びつけるような思い込みは危険である。
確かに、人の形をしたモンスターとして、格好の題材ではあるし、悪魔的な魅力を彼らが持っているのも確かではあるけれども、それこそがサイコパスの恐ろしいところであり、子孫を増やして、その種を社会にばらまきつづけることができる悪の源泉と比喩するのにふさわしい。
例えば一般人がサイコパスをテーマにした映画を見て、その魅力に感化されたとしても、サイコパスの模倣はできてもサイコパスに成り代わることはできないように、彼らは生まれながらにしてサイコパスであることが殆どだ。(最低な環境に育った為に凶悪な犯罪を犯したのだとしても、サイコパスという特性は生まれながらにして持っていたという意味だ)
では一体、サイコパスとはどういう人間なのか?
サイコパスは他人を理解できない。
一体そんなものを人間と分類できるのだろうか?
私が出会ったサイコパスと思しき人物について、もうひとりの被害者(あるいは従犯)に対して、私は当時混乱に陥っており、まったく上手く説明できなかったのが今でも悔やまれる。
我々が出逢ったのは普通の人間の仮面を被っただけの宇宙人だったのだ。
その人物について私が形容したのは「人じゃないみたい」「人間扱いされなかった」「ビジネスライクな」「マニュアル本に載っている通りにやっているだけ」「ギャルゲーをプレイしているような」などという曖昧な言葉であり、直接的な敵意を向けられ攻撃されていたにも関わらず、それを人だと信じ込まされていたなんて、今振り返ってみても妙なことであるが、それこそが彼の人物をサイコパスだと疑う根拠なのである。
私は、すぐに他人を自分のように考えて同一化してしまう癖があるので、自分からこの「宇宙人」じみた人物を排斥するために、正体の無い「罪悪感」という楔を抜き取るために、勉強した内容についてここに整理していくことにする。
私は実際にそういう種類の人間が(自分以外に)いるとは思いもしなかった為、何の心構えもなく、普通の人間を相手にするつもりでその人物に接した為、甚大な被害を被った。
私は屈折しており、アダルトチルドレンだし、人間不信であり、健全なコミュニケーションを取れず、社会負適合者の一人であるけれども、彼の人物とは決定的に違う所があった。
私は屈折して「不完全」な人間だが、その人物は「完全」であること。
もしかすると、あなたの傍にいる人間がそうかもしれない。
その疑いを持ったら(罪悪感など無視して)じっと観察してみて欲しい。
サイコパスは「のっぺらぼう」とか「目がおかしい」とか「笑顔の仮面をつけている」などと言われるように、自分自身の感情が希薄であることを作った表情で隠している。
もしも歓談している筈なのに常に「目が笑っていない」なら、その人は詐欺師かもしれないし、本物のサイコパスかもしれないのだ。
・となりのサイコさん
ここで、特にこれはと思ったサイコパスを形容する文章を引用させていただく。
[サイコパスは]個人の価値とでも呼べるだいじな事実とかデータに無関心で、そのようなものを理解することがまったくできない。
まじめな文学や絵画に表現されている人間の悲劇とか喜びとか努力などにほんのすこしでも関心を持つことは、まずないと言っていい。
この種の人間はまた、人生そのものにも無関心である。
美しさとか醜さ、それに善、悪、愛、恐怖、ユーモアなども表面的意味以外はまったく意味をもたず、どんなパワーにも心を動かされることがない。
さらには、他人が感動しているようすを見てなにかを感じる能力にも欠けている。
まるで人間の存在そのものを色を識別できない目で見ているかのようで、そのくせ鋭い知性はもっている。
くらべてみることによって自分の欠陥を補うという意識がないので、説明しても意味をなさない。
わかったと言葉で繰り返すことはできるし、その言葉をすらすら言うことはできるのだが、自分が理解していないことをさとることができない。
【ザ・マスク・オブ・サニティ/クレックレー】※『診断名サイコパス』邦訳より引用の引用
彼の人物はまさしくこの形容に恐ろしい程ぴったりと当てはまり、漠然と抱いていた疑いがいよいよ真実味を帯びるのが分かった。
もちろん素人判断を下すことはできないが、普通の人間という枠では計り知れなかった様々な事象を説明するのにはとても便利であるため、利用させてもらうことにしよう。
精神病質者<サイコパス>はひとつの人格障害であり、ほかの普通の犯罪者と区別する必要がある為、このようなチェックリストがあるらしい。
何度も繰り返すように、チェックリストに当てはまるからといって間違いなくサイコパスだと素人が判断できるものではなく(特に自分自身!やそばにいる人を訓練なしに判断するのは危険だ)多くは(犯罪の)後から結果としてついてくるもので、精神病室とは関連した症状の集合体――ひとつの症候群なのだ。
すべてに当てはまるからといってサイコパスだと断じることはできないし、サイコパスだからといって全て当てはまるとは限らない・・・ということを念頭に置いてもらって、リストをみてもらいましょう。
<感情/対人関係>
・口達者で皮相的
・自己中心的で傲慢
・良心の呵責や罪悪感の欠如
・ずるく、ごまかしがうまい
・浅い感情
<社会的異常性>
・衝動的
・行動をコントロールするのが苦手
・興奮がないとやっていけない
・責任感の欠如
・幼いころの問題行動
・成人してからの反社会的行動
うぅ・・・当てはまりまくって落ち込んでいた当時を思い出しちゃいますなぁ。
自分自身がそうでないという保証はないので、自分以外に「出会った」サイコさんが彼の人物だと仮定して話をすすめていきましょう。
嘘を見破るには、良心の呵責が表情やしぐさなどに現れるから出来る場合と、発言に矛盾があった場合に分けることができます。
サイコさんの「嘘」には良心の呵責がありませんから、表情はなにも変わりません。
サイコさんの発言は常に矛盾だらけですから、どれが「嘘」なのかを見分けることができず、そして大抵の場合は発言のほとんど全てが「嘘」や「矛盾」で構成されています。
このために、サイコさんの発言によって聞き手は混乱し、あるいは、本人にはその自覚すらない(程に馬鹿なのだと誤解して)いとも簡単に騙されてしまいます。
他人に共感することができないので、他人の言葉ではなく表情などの表層的な感情から自分の行動を決定します。
そこから導き出されるのは借り物の言葉であり、相手の感情に合わせて繰り出しているだけで「どうして(行為をしてはいけないの)?」「大丈夫だから」「何もしないから」「嫌なことを無理じいしたいわけじゃない」などの表層的な言葉にはまったく意味がないのです。
サイコさん本人に悪気がなかったというのは本当かもしれませんが、一方で、自己中心的な行為が他人にとってどういう意味を持つのか、結果としてどうなるのかを想像することができず、衝動的に、意図せず、いとも簡単に人間関係を破壊してしまうのです。
サイコさんたちにとって、良心とは「他人が定めたルール」でしかないため、容易にモラルや法律を侵すことができるし、そのことで非難されたり罰せられても「自分が悪い」などとは微塵も思わない。
賭けてもいいが、私の出会ったサイコさんは一連の事件について「自分がやったこと」を自覚していても、未だに「悪いこと」だとは少しも考えていないだろう。
(そして、この件で被った不利益について考える瞬間にだけ、告発者である私やもうひとりの被害者、あるいは糾弾者に対してほんの少しの逆恨みをするだろう。あいつらさえ黙っていれば、馬鹿な奴らを利用しつづけられたし、心ばかりの対価を提供して、Win-Winで幸せにやれたのに・・・と。)
それは、そもそも感情に乏しいことに原因がある。
前述の著作によれば、サイコさんは右脳と左脳の処理が競合し、どちらの脳でも「感情」をうまく処理することが出来ないのだという。
右脳と左脳が競合してうまく処理できないことの例として「読書障害」や「吃音」あるいは「左利き」が挙げられているが、彼らが全て矛盾した言葉を話したり矛盾した思考をしたり、感情が希薄である、ということはいえず、その他に何らかの原因があるのだろう。
而して、サイコさんは自己分析に興味がなく、目に見える形での力や金を手に入れ成功をしている自己像を思い描いていても、愛情や洞察力や憐憫の情などは少しも欲しいと思っていない。
(プライドをかなぐり捨てて叫べば、愛情や洞察力や憐憫の情は私にとって物凄く欲しいものである。洞察力は言うに及ばず、アダルトチルドレンのほとんどが愛や憐憫に飢えているのだ・・・よよよ。)
とりあえずここらで区切って、こいつ「サイコさん」なのか!?と衝撃を受けた突飛な言動について、振り返ってみることにしましょう。
・サイコさんはのっぺらぼう?
<他人のバックグラウンドとか感情に無関心すぎて・・・>
私はサイコさんに自分自身について語った時の反応を「自分にとって都合のいいことしか人の話を聞かない」とか「ギャルゲーのキャラ付け程度の意味しかないと思っている」と評していましたが、今回の学習によって、それこそがサイコさんたる特徴の一つだと判明してしまいました。
私が華美な服装や自分の容姿を性的に彩ることに否定的な理由をどれだけ述べても、のれんに腕押し、馬耳東風、ほんの少しも理解せずに自分の欲求を押し通すことしか頭に無いようでした。
例えば化粧について。化粧品の無意味さを化学的見地で説いても(化粧品というのは効能効果をうたうことができない、表面を取り繕うだけの性能しかない)、あの臭いが嫌だと言っても(化粧品売り場にいるだけで気分が悪くなります)、いくら理由をつけても(サイコさんはこれみよがしに目の前で自分の化粧品を購入する相談をしていました!)最終的には「その格好だったら化粧しないと似合わないよ!」と私に化粧をするように勧めてくるのです。
昔、舞台化粧をしたことはありますが、あまりのグロテスクさに吐き気を催し、以来ずっとああいうものが嫌いです。母親と容易に結び付くのが嫌悪感を生んでいるのかもしれません。女の子たちの化粧姿を傍目で見る分や、二次元では問題ありませんが。
私はこういう感情がすぐに表情に出るので、嫌がっていたこと位は言葉以外でも読みとれたはずなのですが、サイコさんの思考回路は測り知れません。
<他人が好きなものを平気で貶す>
自分も興味があるものについてはまったく具体的ではないにせよ、批評し、褒めることもできるのですが・・・
例えば仮面ライダーBLACKを一緒に見ていた時に「あのショボいバイクはどうにかならないのか」(バトルホッパーに対しての発言。あれはアクション用だから軽量なのに・・・)などと貶す貶す、表面的なもので満足できるため、CG合成を多用した豪華なスタイルがお好みなのでしょう。
別に近年のライダーを貶すつもりはありませんが(というか、電王とか好きだったけど「ライダー」の面影なくね?とは思うよwww)実際にお金を掛けて爆破炎上をやっていたのはバブル期のBLACKのほうなのですから、見るべき部分が違うのではないかと思うのです・・・おっとただの愚痴だw
南光太郎役のてつをがカッコイイと言えばニヤニヤ(意味深)と笑うばかり。カッコイイヒーローは少年の憧れではありませんか、私の童心に何かおかしいことでもあるのでしょうかね?
私も平気で作家を貶すと思われていますが、それは裏切られた為(元々ファンだったり期待していた)だったり、さらなる高みへの期待だったりの裏返しであって、無い物ねだりをしている訳じゃあないのです。でも、もし傷ついたファンがいたらごめんなさい。(だけど今のジョジョは1期OP詐欺だよぉ!)
<平気で嘘をつき、何とも思わない>
サイコさんから繰り出される大言壮語を真に受けてはいけません。
たった今思いついたことをさも以前から考えていたように話すのはサイコさんにとって普通のことであり、いくら大勢の人が関わっている計画でさえいつでも取り消せると思っている<責任感がない>。
あのサイコさんは、ひとりの女をモノにするためだけに(!)共同計画の立案者であり企業への仲介役でもあった仲間を攻撃し<衝動的>、執拗に排除しようとしたのである。
約束が反故にされたり、全く違うものにすり替えられることもよくありますし、サイコさんは自己中心的な思考で「自分に都合のいいようにした」それを悪いとは思っていないのです。
新宿でラーメンを食べるだけの約束が、到着してみれば「お泊りデート」に変貌している恐ろしさ!
借りているものを返すために住所を聞いたら、帰って来た返事が「どこかで待ち合わせるか家まで持って行くから都合のいい日時を教えてよ」になってしまうのですからおったまげ!
一体どこをどうすればそんなことになるのか、常人の心では全く理解できず、混乱のうちに押し切られてしまうのです。
<共感能力がないために、おかしなやりとり>
これまでの事項は単純に「わがまま」なだけともいえましょうけども、最も異常だと感じたのはこの<共感性>の欠如による、人の気持ちが分からないことでした。
40歳くらいのオッサンが小首を傾げて「どうして?」と微笑む様はそれだけで不気味ではありましたが、もっと不気味なのはその内容でした。
まず「片づけが十分でない部屋に来て欲しくない」気持ちがわからないから、無理やり押し掛ける。
サイコさんが私に尋ねたのは「どうして皆は台所に入られるのを嫌がるんだろう?」で、私は「台所は汚いから見られたくないんじゃないか」と返すと、「どうして見られたくないの?」と来たもんです。
私が「そっちは掃除していないから入らないで」と言っても「どうして?気にしないのに」と来たもんです!
つまり、サイコさんには「自分の為に何かを与えてくれる他人」しか目に入っておらず、サイコさん自身の発言や行動に対して他人がどう思うとかいったことは想定外なのです。
「どうして?(僕は部屋が汚くても)気にしないのに(何故入ってはいけないのか)」
どれだけ強く拒否をしても私の写真を撮影しようとするサイコさんには、私の事情を話しても分かってもらえない為、客観的な事実を述べてようやく分かってもらうことができました。
「薄暗がりだからまともに見えても、写真で撮影したら汚いものが全部くっきり見えてしまうでしょう」
にこにこと笑って頷いたサイコさんを失礼な人間などと思う余裕はありませんでした。だって・・・こんな人間、いるわけないでしょう?
こんなのっぺらぼう、表面に顔を描いてはいるけれど、見れば見る程作り物の顔をしているソレが本当に人間だとは信じられず、私は「
星島」みたいな人間だと、漠然とサイコパスの疑いを抱いたのでした。
「新世界より」では悪鬼と言われているね!ということで、次回は「新世界より」と「尊属殺重罰規定」についていってみよう。
- 2013/02/28(木) 15:39:41|
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・方針(キャラ)転換
どうやら中の人の畜生性が漏れて大惨事を引き起こしているようなので、冷血な畜生は畜生らしく、ゲス顔で生きていこうかと思います☆
偽善はみっともないですから畜生路線で、いいじゃなイカ!
畜生な性格は間違いなく親譲りやけども、この年までそれを矯正する努力をせんかったのは自分の責任やから(しゃーない)。
ということで、心優しい方が心配して下さる期間は終わったと判断し、しばらく引きこもりに徹したいと思います。
あ、しばらくっていうのは週末までねwこういう紛らわしい発現はイカンと何度も・・・
そして、今はまだ畜生だけども、目標であるところの<他人の心を思い遣れる>ような真っ当な人間を目指して、色々と本を読んで学習しているところなのであります。
幼少のころから、道徳方面の学習意欲が乏しく「ハイハイ、答えは分かってますよ」と方程式だけ覚えてきたツケが回ってきたのですから、腰を据えてやりましょう。
もう子供じゃないんだから、そして、まだ人生半ばですし、諦めるにはまだ早い。
プログラマとかハッカーには代わりはいくらでもいるけど、芸術に関しては、代わりなどいませんからね。
私の言葉には<尊敬の念>とか<友情>とか、心の中にはある筈のものが欠けていて、そのために仲間の居場所をなくしてしまったのなら、早急になんとかしなくてはなりません。
このままではMODもオチオチつくってられないので、次のツールのアイディアを温めつつ、本を読みつつ、色々と考えなおしてみることにしましょう。
・連鎖反応について化け学的に考えてみる。
コミュ力が圧倒的に足りないので、思ったことをそのまんま口に出して(或いは文章に変換して)更に言葉が足りない為に余計な憶測を呼ぶという隙の多さ、これはいかんでしょ。負の連鎖反応が起きてしまいますねぇ・・・
で、化け学の「高分子」では(落第生曰くw)連鎖反応とは不安定な分子構造のものが他の安定な分子にぶつかって繋がるんだけども、それでは終わらずに、不安定なまま更に他の分子と繋がっていくのです。
この反応が終わる為には、不安定な分子同士がくっつくか、不安定さを除去する要素を与えるか、或いは反応できるものが無くなるまで反応し切ってしまうか、色々と条件があるわけです。
今回試みるのは二番目の「不安定さを除去する要素を与える」という最も良さそうな方法。
今までは1番目に運よく到達するまで、下手すれば3番目のように終わりが来るまでずっと不安定なまま衝突を繰り返して来たけれども、それじゃ良くないと。
ただ単純に「反省しました」とか「ごめんなさい」なんて言っても、同じことを繰り返す様じゃ学習できてない証拠ですから、イカンでしょ。
では、不安定さを除去するにはどうすればいいのか。
何かが失われた時や、何かを過剰に与えられた時に不安定になるのなら、過剰なものを除去したり、欠けたものを補ったり、そしてもうひとつが冷却です。
クールダウン、つまり熱エネルギーを奪って不安定なものも何もかも運動できないようにすれば、反応は停止するわけです。
原因が分からない時は一度頭を冷やして、その場から離れるのも連鎖を止める優れた方法ですね。
密度が薄すぎる場合もまた連鎖が起きにくいのですからね。
ただし、これをMODに当てはめると、全く逆のことが見えてきます。
MODの場合は連鎖反応が必要であり、濃度の高さや不純物の少なさ、そして熱や光によるエネルギーの供給で反応を終わらせないようにすることが大事なのです。
爆発的なムーブメントなど、流行りというのは連鎖反応のようなものなのですね。
つまり、言論封殺のような統率のとれた状態はMODにとっては静かすぎて、盛り上がりに欠けるかもしれないけれども、MODDERにとっては争いがなく穏やかで好ましい状態なのでしょう。
まとめると
連鎖反応が起きやすい状態とは:
密度が濃い、エネルギーの供給があり温度が高い、不安定な分子や不安定化する要素が多い、純度が高い
連鎖を止めるには:
濃度を薄める、エネルギー供給停止、クールダウン、不安分子の安定化、安定な不純物を混ぜる
MODが盛り上がる ≒ 連鎖反応が続く → 無秩序に高分子が成長 → 新材料がなければ自然に停止する
MODDER同士がくっつく → コミュニティの成立 ≒ 連鎖反応は停止に向かう、高分子は安定する
なんというか、復習すればするほどポリマー(高分子)って大勢の人間が関わるコミュニティに挙動が似てますのですねぇ。
この自然発生的「無秩序」な高分子っていまいち使えないんですよねぇw反応を制御するために触媒を入れるとか、色々な工夫をして、設計通りの高分子を作るのが高分子化学の役割なのです。うん、落第生の意見ほど参考にならないものはないね!
(東海村や震災でも話題になったけども、原子力発電でも似たようなことを言ってたっしょ?連鎖反応というのは基本的に同じ考え方で、ちゃんと制御しないと、爆発的な反応に至ってしまう。色々な意見があるとは思うけど、あれは人災だと私は思う。管理できないようなことにそもそも手を出すなというのは、確かに一理あるけども、自然を分析し・理解し・支配しようとして科学技術が発展してきたのだから、どのような領域にも挑戦するのは間違いではないと思いたい。利権が色々と絡んでややこしくなってるのは甚だ遺憾!なんだけどね。)
ということで脱線しつつも理系感覚で考えてみた。うん、じつに冷血で畜生ゥー!て感じだね☆
・性格の矯正とはどのようにすればいいのか?
応急処置としてクールダウンを行ったところで、今後の対策をしてかなきゃいかんのですよね・・・クッソめんどいけども、今までのツケですからしゃーない。
身に覚えのあることから掘り起こして、まずは自分自身が何故こうも歪んでいるかについて分析し理解することから始めよう。まず己を知ること、大事っすねー。例の一件で、どれだけ自分自身をほったらかしにして生きてきたか痛感しましたので、まだまだ続けて行きましょう。そうACについて。
名著といわれる「毒になる親」など数冊借りて来ておりますので、先日読破した「ストーカー」についての書籍とあわせて分析していこうかと。
・ストーカーについての学習
精神異常者や異性についての考え方が古い人(実際の異性を知らず固定観念に囚われている人も含む)やACなどがストーカー的な気質を持っていたり、その素養がある人には支配的傾向がみられる。
身勝手な欲求が満たされている場合は一見平穏だが、一端裏切られたと感じると豹変し、尋常でない程のエネルギーで「正しい状態」に戻そうと独りよがりな努力をする。離婚した途端にストーカーへと変貌する例は多いのだ。
精神異常者に出会い、うっかり優しくして、結果つきまといの被害に遭うのは事故のようなものだ。
異性についての考え方は、教育が問題である。ACでは家庭での躾が歪んでいて、異性について歪んだ知識を持ったまま育ってしまうことがある。
例えば「男らしさとは女を振り向かせる為に諦めないことだ」とか「女は男の好意を断るときは優しく回りくどく傷つけないようにすべきだ」などといった俗説が正しいと信じていると、結果、男のストーカー行為に女が拒否できず、悲劇的結末を招いてしまう。
現在では逆に教えられて、女のストーカーに男が殺される事件も起きている(大抵は、周囲の人間に大したことじゃないと思われてしまうのがストーカー被害の恐ろしさである)。
また、被害者や周囲の対応、そして加害者をどう矯正するかということについて考えるのも重要だ。
危険な(殺人も辞さないような)ストーカーに特徴的なのは具体的な妄想と、それを手紙などにして被害者へアピールする行為で、エスカレートして来たら十分に警戒すべきである。
また、ストーキングは気まぐれに対象を変えることがあり、飽きる場合もあるが、一方、何十年も執拗に、或いは断続的に行われることがある。
危険を避けるには、警察への通報や告訴などでは不十分であり、場合によってはストーカーを刺激して破壊衝動を引き起こすこともある。
簡単には接触できないことが大事で、直接姿が見えないのに加えて電話や手紙によってもストーカーの影響が届かない状態が続くと、穏便に飽きさせたり諦めたりさせることに繋がる。
理不尽かもしれないが、一時的な怒りや恨みに囚われて攻撃的になることはあまり得策ではないということだ。
・蛇足
・・・って感じで色々勉強したのだけども、実例読んでてチビったね。
メリケンさんがストーカー先進国やからね、銃乱射とか(ジョンレノン以外もたっぷり!)怖いです><。
で、幼少期にストーカー気質だったことを思い出して寒気がした。やっぱ同族嫌悪だったのかなぁ。
あと、カーチャンは間違いなくストーカー気質やと思うw
ああはなりたくないと思って、高校時代からは自重してたからね、この畜生な感情が外に向けられることは無いと思うけど、同人では創作物だからって相当粘着してますわー。
キモイけど、現実にヤっちゃうよりマシやと思うねんけど・・・代理行為やから、根本的な解決はできてへんねんなぁ(ガッカリ)。
例の人たちについても旧時代的な考えに則って誤解の連鎖をひも解いてみると、見えてなかったものが色々見えてきますねぇ。やっぱジェネレーションギャップやとは思うねんけど、同世代にもこういう勘違いしてる人ってタップリいるんで、教育やろなぁ。
特に役に立ったのは、コミュニケーション能力が低く孤独に育った人が、同性のこともよく知らないで「男っていうのは~」とか「女ってさぁ~」などと一般化したがる傾向にあるという記述かな。
エセフェミの男とか、エセ活動家の女とか、なんか変なのいるよねw
私は今でこそコミュ障やけど、昔はカーチャンの影響で「道化」を演じてたし、人間不信が原因で他人を観察する癖があったから「一般化」の罠には嵌らんと来れたけど、それも性別差についてだけやろなぁ。他の分野はサッパリやわ。
健全なコミュニケーションを行う為に必要なのは何だろう?ということで、引き続きお勉強してきます。
- 2013/02/25(月) 22:05:22|
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某・論外氏がどこかから帰還し、PSO2にログインしたためケリがついたとの連絡をもらいました。
本人に確認したところ、某告発の行為を事実と認め(主観は異なるが)たため、チームから除籍されたそうです。
また、こちらのコミュニティには関わらないとの言質も取れたとのことで、いちおう終結といってもいいでしょう。
ご心配を掛けた皆様方には、この報告で少しは気分が晴れるといいなと思います。
コミュニティを脱退された方への最後の報告となればいいなぁ。
さてさて、prprのストーリーモードが全然捗らない今日この頃です。あかんわー。
ということで(?)また琴浦さんネタでも貼って〆にしましょう。
色々といいたいことはありますが、もう二月です。切り替えていきましょう!
- 2013/01/31(木) 23:49:52|
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