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ぷりみてぃぶろぐ

3Dイリュ毛の改造記事と、個人的な記録。

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初心者がお勧めするBL「のはらのはらの」

ベイスユニとか作ってる時点でバレバレですが、そうです、私は野球が大好きなのです。
実家ではメジャーの放送とかあったら見ちゃいます。
NPBは最近テレビでやってないみたいですが、ベイスターズはハマスタでの試合を全部ネット配信してたんですよねー。最後まで(色んな意味で)気を抜けない試合展開が多く、勝ってても安心できません。
TBSの付属品っぽいなにか。
・・・でした。
そんなTBSのベイスターズ時代は終わり、もうこいつらとも会えないんじゃないかしらん。
哀愁を漂わせつつ、これくらの形状なら作れるんだなあと感慨深くもなったり、ならなかったり。
そう、今回は野球部がメインのお話です。
のはらのはらの (ミリオンコミックス)のはらのはらの (ミリオンコミックス)
(2003/09/01)
雁 須磨子

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かりすまこさん・・・すごいPNだ。

女性自衛官を主役にした少女漫画のどいつもこいつも 1 ワイド版 (ジェッツコミックス)が一番売れたんだろうかしら。あの時代は作風パクりが指摘される程、オリジナリティーに乏しかった作者も、ようやくこなれてきたのではないかしら。最近の作品は日常系で、そこそこ評価されているようですが、一番面白いのはコレだと思うのですよ。
赤裸々だったらいいわけじゃない。意味深にぼかせばカッコイイわけでもない。バランス大事よね。
そんなBL作品、いちおうあらすじをかいておきます。

キーホルダーのような可愛らしさをもったチビ助の主人公・西戸崎は、一時間に一度しかこないバス停で熱中症になっていた。
遅刻どころか、一時間目にも出席できない。
何度も繰り返す遅刻に切れた担任から、次に遅刻したら応援団に入部させると言われていたが、虚弱な彼には勤まりそうもなかった。否、熱中症で死にかけていた。担任の御小言は走馬灯だ。
死を覚悟した主人公を救ったのが、坊主頭に女物の日傘という組み合わせがミスマッチの恩人に対して、窮地にも関わらず吐き気を催す失礼な主人公。
いやいやそれは熱中症の症状だと、野球部二年というその人・糸島先輩に白いレースの日傘を持たされ、帰宅した主人公は糸島のことが頭から離れなかったのだった。
何故、日傘なんか持って遅刻してきたのか。その理由はすぐに分かった。プロ行き確実と言われる剛腕ピッチャー・倉野の相方としてキャッチャーをやっていた糸島は、腰を痛めて通院していたのだ。そして、日傘を返しに寄った野球部室で見たのは、泣きながら、倉野に抱きしめられている糸島の姿だった。その日、彼は大部した。そして応援部に入った。何故か、西戸崎とともに。

こういう悲劇的な展開で物語は始まり、野球ができないことに苦しむ糸島を中心として、野球部のメンバーとの友情や西戸崎との恋愛(※BLですから!)が描かれていく。
見ての通り、絵柄はソフトだし、坊主頭の野球部メンバーは面白い顔だったりするしで軽い内容を想像しがちではあるんだけれども、エロシーンに至るまでの葛藤がねちっこく1冊かけて描かれるため、初心者にはヘビーかもしれません。ただ、一応学園物ではあるし、二人以外の面子はノーマルなので(共学だから女子も出てくるし)、世界観が歪であるとは感じませんでした。
むしろ、うっかり青春の方向を間違ってしまったBLの二人を見てると、間違うこともまた青春ではあるのだなあと感慨深くなってしまう程です。
剛腕ピッチャーの倉野君が元相方に色々と気配りをしていたり、相談されてみたりするのだけれど、家庭の事情が色々大変だったりすることを表にださない男前で、こりゃカリスマの器だなとうっとりしてしまいました。
いい男だ。ここは「うほっ いい男・・・」と表現すべきところかもしれません。でもBLな展開にはほとんど絡みませんのでご安心を。
当時はよく知らなかったけども、プロ野球選手でBLっていうとTDNを連想してしまうんで、勘弁してくださいですよ。

今回は野球スペシャルってことで、少女漫画で野球の作品をちょろっと思いだせる範囲でご紹介してみます。

夢みる頃をすぎても (小学館文庫)に入ってる(たぶん)「最後の夏」もまた切ない野球物語でありました。のはらのはらのと色々カブる部分があって、切なくて(でもBLじゃないんですよ、少女漫画だからね!)とてもいい作品だと思います。ていうか、未だにタイトルと作者をすぐ思い出せるってだけでも、そうとう読み返してるんだろうなあ。機会があれば、ご一読あれ。野球自体は色々間違った描写があったりしますけども、あんまりきにならないし。

メイプル戦記 (第1巻) (白泉社文庫)はプロ野球モノで新チームが女子ばかりで構成されるうというお話。監督の高校野球監督時代の話は甲子園の空に笑え! (白泉社文庫)になります。BLというよりもオカマなピッチャーがこの新チーム・メイプルズに入団し、元相方のキャッチャーと仲良くなるくだりもありますが、ペナントレースを熱く描き切った本作の魅力、それはきっと元ネタの実在球団や実在選手パロディかもしれません・・・わはは。プロ野球選手の妻が、夫婦喧嘩の果てに入団するお話が一番ドラマチックでよかったなぁ(仁科夫妻はいいふうふ)。

そうそう君に届け 3 (マーガレットコミックス)にも野球部がチラっと出てくるけども、この作者さくら寮マーチ (マーガレットコミックス)という野球部メインの話を描いていたのはあまり知られてないんじゃないだろうか。こないだブックオフで100円だったんで買って読んだだけのにわかだけども。いつも一回戦負けのチームを立て直すため、監督だった亡き父の遺志を継ぎ、けなげに頑張る主人公・・・って話でもなかったな。ちょっとがんばっても、やっぱり野球はそんな簡単に勝てたりしないんだよというシビアさを表現したかったのかもしれない。ごく普通のラブコメです。

君は青空の下にいるというのを調べて知ったんだけども、あのりぼんにもこんな漫画があったのね。少女漫画で、主人公がピッチャーとは珍しい。ハイブリッドベリー 1 (マーガレットコミックス)こちらはマネージャーのつもりで入部したら二塁手を争っていた、という話。どちらもあらすじだけ読むと面白そうだけど、少女漫画で野球ってレアだからこそ不安が大きいよ・・・

その点、おおきく振りかぶって(17) (アフタヌーンKC)はすごいこだわりようだよね。女性監督モノの野球漫画は結構あるみたいなんだけども、なんといっても青年漫画誌にありながらこの本格野球漫画はそれでも少女漫画なのだ。一応配慮してはあるけれども、ノリは間違いなく少女漫画だろう。ドカベンのスコアを暗記していたとのたまう作者、大の野球漫画好きなのだろう。カーラ教授(メイプルの川原は教授と呼ばれている)もそうだけど、よっぽどの野球好きじゃないとこうも細かく描写しないだろうなあ。作風は全く違うけども、なんだかこの作者達のスタンスは似ている気がする。

え?あだち?まぁ少女漫画だけどさ・・・でも、あだちはあだちだよね。私はH2よりもラフのが好きです。顔同じだけど。
ということで、私は野球が大好きです。野球少年も、プロ野球も、メジャーも、TDNも、ホッシーもまとめて愛しちゃう!
なにさんにもらった女子ユニを勇者逃の女子たちに着せたいなあ。わくわく。それもいいけど、やっぱりチアのポンポンを作るべきかしら?それとも応援グッズ作ってキャラに応援させてみようか。ラジオから野球中継がなくなると物凄く寂しくてたまらないので、ほんと、どうにかならんかね。ハマスタWAVEで回想するしかないか・・・
ではまた次回。
  1. 2011/10/25(火) 23:16:08|
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