■フラテルニテ■
エロゲーというものはだいたい抜き目的でつくられていて
セックス(性交、性行為)は肯定されている作品が殆どで
愛だとか恋だとか生殖だとか以前の快楽や欲求そのものであるし
一つの物語の〆、結末、区切りとしてセックスが使われている
エロゲーではセックスそのものが目的といってもいい
フラテルニテのヒロイン・愛(めぐみ)はそれを否定する
意味があるとは思えないと言う
性的虐待を受け、生きるための手段としてそれを扱ってきた彼女にとってそれはまやかしだった
逃避、幻想、救いとはそういう愚かな人々がつくりあげた虚構
いじめ、強姦、性の不一致、生きているのが辛くて死んでしまうことすら許されない煉獄にいるから
そんな惨めな自分を肯定する物語を欲して、偽物の救いにすがり付く
脆い土台の上に築き上げた「救い」「幸せ」その一方で手を差し伸べた者たちは容赦なく奪っていく
貞操、信念、誇り、倫理、友情、家族、体、そして命と、残った躯さえも何もかも
奪われたはずの人たちは救われ、笑顔のまま、心底幸せそうに死んでいく
でも、それは裏切りだと彼女は思う
彼女には彼らのことが理解できないからだ
彼女は永遠に救われない
セックスは、愛は、果たして救いたり得るのだろうか?
< かならず君を救ってみせる。> < 救いなんてない。>
作品そのものの主題は重いが、その一方で完成度が高いとは言えない。
エログロも表面上取り繕ったような半端な出来だが、粗削りの魅力ある作品…通してプレイした感想は月並み(笑)。
なんというか、エロゲーって段々エロシーンに飽きてきて飛ばしたり、竿役さん腎虚になっちゃうよ~と心配になったりしちゃうじゃない?そんな感じのゲームよコレ。
エログロスカだけじゃなくスナッフドラッグロリブサ色々取り揃えてはいるけど、慣れってどうしてもあるからね…声優さんはとっても頑張ってると思うけど抜き目的では買わないほうがいいんじゃないかな。
人を人とも思わないような畜生共がいっぱい登場するけど、餌食にされてる側も大抵は家畜脳だから、彼らの交わりはセックスというよりも交尾に近いように思うし、結末が屠殺だったとしても感慨を受けようもないというか。
つまり、セックスとは人と人との情交であるべきだし、一方通行ならそれは密着オナニーでしかないんじゃないか…という考えが沸くエロゲーだったって感じかな。
普通のエロゲによくある頭のイカれた妄想炸裂ファンタジー(夢オチくせぇ)よりはリアルっぽい色合いだな、とは思うんだけどね。
で、フラテルニテってなんだろー
パッチ当てたらセーブもクリアも無効!
■自作ポスター(B4)■
セブンイレブンで私が日頃お世話になっているもの、それはコピー機である。
他所より精細な印刷が可能ということで、データ原稿をコピー本にするときに良く使うのだ。
最近はカラーのポスター作成にも使うようになって、自宅の複合機はすっかりスキャン専用になっている。
今回のカラー原画は構想だけはものすごく長く、製作期間はごく短かった代物である。
まず、私は「上目遣い」が描けなかった。
そもそも視線を合わせるのにも苦労していた程で、顔は表情も合わせて苦手な部類だ。
それが何故描けるようになったのか?
それも一発描きである。
ボールペンで顔を、体を、ガリガリと描き込んで、PC上での修正も着色もザックリした粗いものだ。
これはイメージの力なのだと思う。
具体的には、ジアニメとかいう古いアニメ雑誌に掲載されていたトンでもないイラストが「こんなのもアリかな」という気にさせてくれた。
もっと具体的にいえば、カミーユのヌード(笑)三部作である。
私が描いたものとはだいぶ趣が違うものだけど(どちらかといえば男性ヌードグラビアって感じ?)肌の色が濃いのはコレの影響だと思う。
勿論、印刷での仕上がりがいいように気を付けた結果でもあるけども(薄い色はドットが見えすぎる)あとで微調整する余裕がなくなっただけともいう。
ポーズはかなり具体的に決まっていて、それはエロシーンの一連の動作であり、事後であり、表情もその相手へ向けたもので、腕を縛っているのもその名残である。
本来は首や足首にも縛りが入っている設定だが、ここは表紙にするつもりだったのでワンポイントに留めた。
同様に、涎や汗でドロドロのところも、股間のちょろっと汁のみに留め、情報量を絞っている。
手で表情をつけ、ハート型にするなどの案もあったが、位置が顔に重なるためあえて隠す位置になっている。
一番のこだわりは髪である。
アニメキャラの髪型は崩すと別人になりがちなところを、あえて寝転がり乱れさせることに挑戦してみた訳だが、重力が却って無重力感を演出しているようで気に入っている。
完成してみると、思ったよりも「添い寝」感が出ていて、B4で出力したものは物凄い迫力があった。
まるで…これって抱き枕みたいじゃないか(自給自足)!ということで今回のタイトルである。
一週間、ドキドキしながら添い寝しつつ生活していたのだが、想像以上にヤバい代物を現出させてしまったのではないかと思うのは、私自身の思い入れが半端じゃないせいなのだろう。
数時間は掛かったといっても、雑なカラーで塗り残しや消し忘れなど粗は見れば見るほど見つかる酷い仕上がりの絵なのだ。
なのではあるが、あのボールペンでの走り書きがドーンと大きな印刷物となって手元にあるのだから、感動は勿論ある。
セブンイレブンで印刷したときは急いでいたし、肌色が思ったより発色良すぎて派手すぎるとビビり、慌てててきとうに折り曲げたからシワも入っている。
それでも尚、私の心を、視線をガッチリ捉えて放してくれない。
裏から光を当てて透かした時の絵がとても気に入っているし、くるくる回したり曲げたりして微妙に表情が変わるように思えて飽きない。
脳内補正が最大限発揮されるということを鑑みると、もしかして自給自足ポスター製作(抱き枕)ってとても素晴らしいものなのかもしれないと思えてきた現在である。
↑例のアレ(笑)
■あわせてしあわせ■
キチガイセックスというのは私が計画していたエロまんがの骨子であったので、フラテルニテをプレイしてみてその問題点に気づかされることが多々あったということです。
ヤクキメとナチュラルハッピーという差こそあれ、マジキチが普通の子(DT)をセックスに引き込むとか、マジキチを矯正しようとする目的意識とか、かなりカブってますしおすし。
そこにグロとかが混じるとそれはそれでもうひとつの「親友」シリーズ(さきミル)のほうに抵触する部分があったりして。
頭がおかしいからセックスしちゃうのか、セックスで頭がバカになるのかというのは、鶏が先か卵が先かという堂々巡りになるので原因と結果というものではないと思うけれども、やっぱりそれは同じものなのではないか、という信念めいたものが私のなかにあるとかなんとか。
そしてそれに対する憤りというものがもうひとつのモチベーションにもなっている訳なのよね。
ぶっ飛んだアタマでセックスセックス言ってんじゃねーよバカ、人間やめていいのか、責任はどうした、現実と向き合えよ、そんな相反する原動力で作られるのがエロマンガという矛盾。
イカレてる頭をガツンと殴って正気に戻したところを本番に雪崩れ込みたい、そんな理想まで辿り着けるかどうかはアレですが、そこまでは寸止めと妄想セックスで繋ぐぜ!
というのが今、フラテルニテをプレイし終えて変更したプロットなのです。
どろろ、みたく欠けたものを取り戻す過程で座礁しそうではあるけれど、ガンギマリの相手とただヤるだけってのも飽きるし、キチガイセックスは妄想内のワンシーンとして存分にヤっちゃえばいいのでオッケーイ。
もうひとつカブってたのは「人殺しが幸せになんてなれない」という部分。
フラテルニテだと「救いなんてない」と言いつつ「ありがとう」なんて言って結末は誤魔化していたけれども。
ラストシーンは二人に別々の道や思いが見えていて、それに迷いがなくなるような、希望なんていうものとは違う決別が描ければいいなと思っています。
この世界は酷いことばかりで、素直な自分のまま生きていくのはとても辛いけれども、決して酷いことだけで作られている訳じゃなくて、それぞれ懸命に生きて子を産み死んでいく連鎖があってこその自分たちでもあったりして、道を踏み外したその先には道標なんてどこにもないし途方にくれてしまうけども、実はそんなハズレモノは結構たくさんいたりして、ふと見渡せば回りには同類がいっぱいいて笑っちゃったよっていう、そんな気楽な話に回帰しそうでもあるw
旅は道連れ世は情けっていうじゃない?そういう感じっすよ(適当)いい人は死んだ人だけさ!
てとてをあわせて合掌、なーむー。おしあわせに。念仏セックス!(笑)
一方、学園ものの方は小さくまとまりそうでヨカッタ。本当にヨカッタ。だいたい60ページもあれば十分じゃないかなァ。
キチガイセックスのほうは「宇宙(ほし)をみるひと」にでもするかねェ。終わりは、見えない。
幻想や勘違い、一方的な思い込みで終わらせてはいけない。ちゃんとしたセックスをさせてやろうじゃないかという意気込みがカタチになるよう、寸止めしまくって頑張りましょう。
↑書き端みてたら体だけやけにリアルだったんすけど…w
■女装フダンギズム■
諸事情によりやめていた女装オナニー(自家発電・創作活動)を再開してしばらく経つ今日このごろ、やっぱりスカートって足がスースーして落ち着かないでござるよ。
冬用に何かコスチュームを一考しないとだめかもわからんね。
というか夏は何も着ていない状態が長くずっと素肌の感触があったせいでか、肉肉しい体を描くのがちょっと上達したような気がする。
筋肉のうえに脂肪を乗せた程よいぷに感が私の理想とするオトコノコなのでありますからね!
とはいえセーラー服のように長年そばにあったものですらスカートのプリーツみたいな繊細な代物は実物が欲しいし、袴とか、ブリーフとかフリフリ下着みたいな…資料だからと言い訳して散財する日も近いかも。
普段着は相変わらず無料で入手してますですよ!こういうときに実感するですよね、東京ってすごいなぁって。
あー…ベイスターズはもうそろそろだめかもわからんね…打線しんでる。。。
まだ生きてるうちに試合があれば見に行くつもりです。
恋愛リベンジとかるい智FDとかむすメとかフラテルぱっちとかまだまだ色々やりのこしてるけど、そろそろ気分転換に色々てをつけてみよーかと。
例の3DSソシャゲは一段落したし、次の機会(ふゆこみ待機列)とかで100人以上と出会い…じゃなくすれちがいして称号ゲッツとか目論んでいたりしてはいますけどね。
うーん、どっかフラっと参加できそうな秋イベントないかなぁと考えつつ、ポスターにちゅっちゅしているそんな日常でした。更新予告と取ってもらってもかまわんよ!
↑竿役その1、MP。軍人、医者に研究員、傷病兵や浮浪者などモブ姦やら触手系ファンタジーも交ぜつつ柔軟にできれば女の子も交ぜたいし女体化は外せませんしもっと高級官僚とか近親とか踏み込んでハカイしていくのってアリかなーなんて。
- 2014/09/14(日) 07:13:27|
- 雑記
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