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ぷりみてぃぶろぐ

3Dイリュ毛の改造記事と、個人的な記録。

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ヒカルの碁を懐かしみながら懲りずに雑記

せっかく裁断機がすぐ到着したというのに、肝心のスキャナが駄目なので、うんうんと唸りながら同人と雑記に逃避している。
ADFという紙送り装置のギアが割れていて、修理に出すと1マンも掛るというので、自力で直そうとしたのだけど、歯車をうまくかみ合わせつつ接着強度もとなるとなかなか不器用な素人には難しい。
もし今晩中にどうにもならなければ、大型機械の設計をしている父親に相談してみようと思う。たまにはそういうのもいいだろう。

さて、昨年末からなんとなく見始めたGyao!で何度も配信されている「ヒカルの碁」について振り返ってみる。
もう10年以上前になるというのだから、月日のたつのは早いもの、それでも冬コミでは男の娘島などと同じくらいの参加サークルがあり、まだまだ根強いファンがいるようだ。
ヒカルの碁を読み始めたのはジャンプ本誌からではなく、単行本の立ち読みが切っ掛けだった。
ジャンプも読んでいたけれど、碁マンガなど、前連載の「あやつり左近」同様にすぐ打ち切られてしまうと連載初期に見切ってしまっていたので追いかけていなかった。
当時私が何を読んでいたかというと、やはりハンタだろう。こちらもつい最近再アニメ化され、連載再開とともにまた賑わいを見せているが、当時の輝きとつい比べてしまうせいか今の私はあまり興味を惹かれない。
それとは別に、あまりおおっぴらには出来ない検証対象として某ジャンプ作家の背景を浚っていたため、小畑氏というのはチェック対象だった。
小畑氏は絵のうまいギャグ漫画家としてデビューするも、長期連載がなく、原作者がついた連載でもあまりぱっとした実績が無かった。ヒカルの碁以前は。
絵柄は連載中にだいぶ変化している。初期はあやつり左近とよく似ていたが、捻じれたような作画のクセを無くし、あっさりとした作風になってからは爆発的なヒットになったのではないかと思う。後期には、DEATH NOTEでもよく見られるような美麗さを備えるようにはなったものの、温かさの失われた、ヒカルの碁の雰囲気とは合わない方向性ではなかっただろうかと思う。
つまり、私は中期のヒカルの碁が大好きなのだけれども。具体的には、葉瀬中団体戦~プロ試験(~佐為編終了までもお話は好きよ)。一度は単行本を集めたこともあるけれど、佐為がいなくなった後は興味が薄れ、最終回の展開がなかなか珍しいものだったためにネットで話題になった位しか知らなかった。アニメもちらっと見たけれども、30分囲碁なんて面倒でほとんど集中して見られたという記憶がない。梅沢女流が最後に登場する実写パートが珍しかったことだけ覚えている程度だ。最後の北斗杯編(序章?)を何かスペシャルかでアニメになったような気もする。
連載が終了してから、佐為の碁だったからあれ以上続けられなかったのだと考えたこともあるが、今は疚しい意味で違う意見を持っている。
北斗杯も、ヨン様(笑)も、中々に面白い話だったし、和谷~清春~碁会所のオジサンと視点を変えて描いていく作風も相変わらずでうまく構成できているのだけれども、やっぱり足りないものが目立ってしまうのだ。
小畑さんの絵柄が変わってしまったせいで、それが物凄く目立って、満足できなかったのだろうと思う。
うん、ショタ成分がねw
当時は私もまだ若かったので(まあ10年以上前だし、学生だったし)その魅力に取りつかれた連中の話を聞いてもふうんとしか思わなかったのだけれど、今見返すとどれだけヒカルが輝いていたことか、その貴重すぎるキャラクターを眺めてはため息を吐く日々ですよ。
Gyao!での配信は、ちょうど佐為が消えるまでの10話ぶんをやっているので、名人VS佐為の一局とヒカルの将来性とヘンな緒方さんを是非見てみてください。

二度目にハマった時期が時期なので、冬コミでは久しぶりにジャンプ系を覗いてみた。ぬら孫も結構面白いとは思うけれど、やはりそれほどのめり込めるような魅力は感じない・・・というのは時代と言うよりも私自身が変わったのだろうと思う。
ジャンプ系といえば、同人で唯一蒐集したのが「武装錬金」だった。るろ剣もGyao!で配信されているし、映画化などの話題はあるものの、ジャンプ闇黒期といわれたあの時代、周りの人間はそれなりにハマっていたようだけれどもさほど私自身は没入できなかった。だって和月センセーったら、アヤナミモドキとか登場させちゃうんだものwこの和月氏は小畑氏のアシスタントだった時代がある、ということも色々調べたことがあったなぁと懐かしく思い出す程度だ。
武装錬金についても、アニメOPの「真っ赤な誓い」はニコ動で人気があるようだけれども本編はそれほどでもなく、局所的な人気しか得られず打ち切られた作品だ。その局所的な人気がこうじて素晴らしいアニメ化がされて、ピークの頃は知らないけれども同人界隈でもそれなりに盛り上がっていたと思われる。
バルキリースカートな衣装が人工3Modでつくられていたし、最近MMDでパピヨンモデルがリリースされたりと、奇抜なデザインに心惹かれた人間は少なからずいたのだろう。人気投票の結果どおり、TOP3がほぼ均衡しており、なにを隠そう私もあの3人が大好きだ。
ストーリーはともかく、キャラクター造形がよく出来た漫画だった。最終回が3回あったことも記憶に残っているが、パピヨンが覚醒した回こそ和月氏の最高傑作だと私は考えている。

同人デビューはエヴァからだったけれど、同人誌を描いたのはブレンパワードが初めだったし、オンラインでの活動はGAINAX繋がりで彼氏彼女の事情なんてやっていた。そう、丁度あの頃。私はZガンダムを初めて視聴した。美術部なんかではWのお絵かきをしていた子がいたけれども、ちゃんとガンダムに触れたのは高校~大学のCATVでANIMAXだか何かで初代劇場版やらZやらZZやらCCAやらGやらVやらを見た。ちょうどSEEDなんかもあって、ハマってる友人に唆されて絵を描いた記憶もある(シンキラだっけか?)。
丁度あの頃に、ヒカルの碁は連載されていた。
頭文字Dのアニメなんかも見ていた。色々腐っていたあの頃。私には漫画だけだったかもしれない。
心に残る漫画というのは、例えばアニメなんかを10年ぶりに見たとしても、そのコマに描かれたものが脳裏に浮かんでくるもので、まさにヒカルの碁で私はそれを体験した。
食い入るように、魅せられた。あの頃、何もかも忘れて没頭した小さいジャンプコミックスは、今ではもう手放してしまったけれども。
GEOに行った。
古本105円のものは全品10円均一セールというので、ヒカルの碁を手に取ってみた。
物凄く黄ばんでいて、やっと読める程度で。それでも私は、夢中になって立ち読みをした。
あの頃の私は、自分の与えられた部屋から溢れるくらいに漫画を(半分以上は中古で)蒐集していて。
今、古本屋は消えつつある。レンタルコミックに移行しつつあるのかもしれないけれど、膨大な漫画が読み捨てられ、そして消えていく。
今は電子書籍の時代だ。
絶版になっていたいくつもの作品が、電子書籍として復刻されている。
引っ越しを前に、私は電子書籍化をしようと冒頭の作業をやりかけて、今頓挫しているけれどもきっと、やり遂げなければと思う。
山のようにある漫画を、実家から出るときに半分処分したけれども、何度も何度も処分しても、もっと蔵書が増えるというのは私の悪い癖みたいなものかもしれない。拠り所、ともいえる。
きっともう読むことはないけれど、保存しておきたい本がある。それは、蒐集家としての性だ。
ヒカルの碁はいつでもレンタルコミックで読めるだろうけれど、私は古本屋で立ち読むのだろう。何度も。あの頃の興奮を再現するために。
  1. 2012/01/12(木) 22:57:51|
  2. 雑記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

oo~!体調かいふくしたようで
なによりです!でも…
なんかキャラがかわった?
マンガはあんまり読まないので
はなしについてけません;;
スキャナ…うちに一個あまってる
ですねぇ…ご近所だったら
もってけるのですが…
  1. 2012/01/13(金) 10:31:20 |
  2. URL |
  3. ほわっぢ #-
  4. [ 編集 ]

コメThx!

だらだら長文書くとこんなかんじになってしまいます。
メモみたいな、日記みたいなもんですね。
いまいち整理がついてなくて、お気軽なblogしか更新できないけれども。
マンガは・・・私がマニアなだけなので、お気になさらずw
スキャンだけならできるんですけど、自動紙送り装置が故障しているので本の連続スキャンができなくて困っています。
もしご近所に引っ越した時は色々譲って下さいw
ありがとうですよ~♪
  1. 2012/01/13(金) 13:58:00 |
  2. URL |
  3. 某・ガノ・人 #PV.pG2XY
  4. [ 編集 ]

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